
XMTrading(以下、XM)に預けた証拠金がどのように管理され、万が一XM社が倒産などした場合預けていた証拠金は保護されるのか。投資家として必ず知っておきたい内容ですよね。
今回、XM担当者に直接確認してみました。
XM担当者へメールで問い合わせた結果
結論からいうと、信託保全は行っておらず分別保管されているとのことでした。



信託保全と分別保管の違いは一目瞭然
FX会社は投資家から預かった預託金は自社の資産と分けて管理することが義務付けられています。(※日本の場合)その管理の中でもFX会社が行っている方法は大きく分けて2つ。「信託保全」と「分別保管」です。
信託保全とは
信託保全とは信託銀行や信託法人にFX会社(今回であればXM)が投資家から預かった投資資金=預託金を信用し委託することを言います。主に日本のFX業者が行っている資金保護の方法です。
信託された財産は基本的にFX業者が倒産しても影響をうけず、顧客資産として保全されています。
また、信託銀行自体が破綻したとしても信託銀行の資産とは分けて管理されているので全額保全されます。
分別保管とは
分別保管とはFX会社の資産と顧客の資産を分けて管理することを言います。XMの場合、英国バークレイズ銀行に顧客の資産は保管されています。
XMは万が一のことがあった場合でも顧客の資産には手を付けず全額安全だと説明していますが、分別保管していたとしても法令上はFX業者の資産になります。
なのでXM社が破産手続きを行う、もしくはその銀行自体が破綻してしまった場合には資金は差し押さえられる可能性があるでしょう。
関連記事:「XMの分別管理先バークレイズ銀行は安全で信頼のできる銀行なのか」
XMはAIG保険で破産リスクをカバーしている
XMは上記のように返済不可能な事態になった場合、顧客の資産を守るため最大100万ドル、日本円にして約1億円までカバーされるAIG保険に加入しています。
AIGはニューヨークに拠点を置く優良保険会社
AIGとはアメリカン・インターナショナル・グループの略で世界優良企業2000社番付で全業種の中でも42位にランキングされている優良企業です。
日本にも参入しており、代表的なのはAIG損害保険というAIG傘下の保険会社として自動車保険や海外保険など幅広く展開しています。
リスクをカバーしながらもハイクオリティなFX会社
「XM評判まとめ!出金拒否・スプレッド広い?XM歴5年の僕が真実を語る。」でも紹介している通り、ここまで充実した環境でトレードできるFX会社は他にはありません。
リスクをカバーしながらも高いクオリティでのトレード環境を実現したいのであればXMを選んでおけば間違いないでしょう。